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【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 V巻(称号のみ。氏名はX巻) 【解説】 『極光の射手』(きょっこうのいて)の称号を持つ、“破暁の先駆”ウートレンニャヤと“夕暮の後塵”ヴェチェールニャヤのフレイムヘイズ(初代『極光の射手』)。炎の色はオーロラ。神器は、鏃型の“ゾリャー”。 髭を生やし、西洋甲冑を着た青年。強力かつ有能な討ち手ではあるが、誰かの下に付くことを嫌い、人を従えることにも向いていない、一人一党であるフレイムヘイズの一典型。イケイケノリノリな性格でもあり、戦闘を好んだ。 人間であったときは公子であり、女ったらしだったが、生まれて初めて本気で愛したフレイムヘイズの自在師の女性を“紅世の王”に殺された怒りから契約した。 鏃型の神器“ゾリャー”に乗っての高速戦闘を得意としていた。 表面上の態度や、まずはブチ当たってから対処するその戦闘スタイルから考えなしの猪武者のように見えるが、それは自分の力に対する自信と『極光の射手』の特性によるもので、決して愚かではなく、単騎による高速戦闘では屈指の強さを誇る、数百年を戦い抜いた歴戦のフレイムヘイズ。倒した“徒”の数だけならマティルダ・サントメールや『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルを軽く上回った。 強力な攻撃手段であると同時に防御の力でもある衝角や両側面の極光の翼による直接攻撃後に、両側面から伸びる極光の翼を凝縮、流星に変えて敵に叩き込む自在法『グリペンの咆』『ドラケンの哮』による連続攻撃を必勝戦法としていた。 外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第二話のソカルの防御陣『碑堅陣』を突破する際の戦闘では、後の二代目『極光の射手』キアラ・トスカナと同じく、“ゾリャー”を極光の弓矢にして使用する場面が見られた。 しかし、それでも外から見れば「猪武者」の形容がぴったり来る突撃狂で、戦闘においてはとにかく突撃を最優先……というかそれしか行わず、訓練においても「我が部隊に必要なのはただ一つ、突撃だ!」とまで豪語するほど。 中世の『大戦』ではフレイムヘイズ兵団副将を務め、ベルワルド集団を統率した。 副将に据えられた理由は、カールの大攻撃力が作戦に必要不可欠な前提でありながら、彼が自分よりも弱い者の指揮につくことに服さなかったためである。『大戦』に参加していた討ち手の中で彼が仮にでも心服していた者は、マティルダ、ヴィルヘルミナ、ゾフィーの三名のみであった。 中世の『大戦』最終決戦にて、指揮官ながら前線に単騎で出陣し、『九垓天秤』が一角“焚塵の関”ソカルと交戦、速攻で討滅していた。 しかし、その戦果に引きずられて全体の戦況を読み違え、集団戦闘に慣れていなかったことや、単騎での猪突猛進な戦い方でも大抵の戦いを勝ち抜けてしまうその強さと戦闘スタイルが災いし、自分一人で戦局を逆転できると思い上がってしまい、オルゴンの『レギオン』により巧みに敵陣深くに誘い込まれ、待ち構えていたシュドナイと遭遇させられてしまった。 不運にも彼が何者かを知らず、警戒はして常の必勝戦法で突撃したものの、巨大化させた『神鉄如意』の一撃を喰らい撃墜され、反撃も叶わず瞬殺された。 参照 →極光の射手 →キアラ・トスカナ 【由来・元ネタ考察】 『カール』(Karl)ドイツ人やスウェーデン人の人名。 『ベルワルド』はスウェーデン作曲家フランツ・アドルフ・ベルワルド(Franz Adolf Berwald)ではないだろうか…。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆死んだ時代が古すぎて、ピエトロたちのように回想してもらえなかった。かといって、マティルダほどの存在感もなかった。 ☆ヨーロッパ系つながりでノーマン・パーセルと気があったかもな。 ☆漫画版(灼眼のシャナX)では、ソカルとの一騎打ちの話があったが、白黒の漫画でのオーロラ色の表現が難しいのか、ただの光にしか見えなかった。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやトンサーイやフックスやイナンナや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナやセムルヴや[革正団]のサラカエルやドゥーグやハリー・スミスやハリエット・スミスやクロード・テイラーや[仮装舞踏会]の盟主創造神“祭礼の蛇”伏羲や『三柱臣』のヘカテーやベルペオルや禁衛員フェコルーとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、10話の猿蟹合戦で猿兵団の一匹として登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、招待客の一人として登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、幕間5で登場している。
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【種別】 自在法 【初出】 XV巻 【解説】 [革正団]の“吠狗首”ドゥーグの切り札である自在法。 “燐子”『黒妖犬』達に自壊するほどの強烈な咆哮を一斉に放たせ、敵にぶつける。 本来のこの自在法は数秒の間、敵の意識を混乱させ聴覚を麻痺させる程度の、撹乱の小技に過ぎない。 しかし、サラカエルの『呪眼』で強化した場合、フレイムヘイズや“紅世の徒”に致命傷を与える事は出来ないまでも、鼓膜を破り肺を破裂させ、意識を刈り取る程度の物理的な破壊力を得る。 【由来・元ネタ】 ヨークシャーやランカシャーの森に棲む、叫び声を立てる妖精の一種、シュリーカー(Skriker)の別名トラッシュ(Trash)と思われる。 シュリーカーの恐ろしい叫び声は死の前兆で、聞いた者は死んでしまうと言われる。別名の由来は、足の裏が柔らかくて、足音を立てないからと言われている。 【コメント】 ☆これで黒妖犬(モデイ)は自壊するが、それって『呪眼』の強化に耐えられないからなのか、元々これを使うと自壊するのか、どっちなんだろ? ☆↑「自壊するほどの~」を強化したとあるから、元々自壊するもんなんだろうな。 ☆[仮装舞踏会]の禁衛員プルソンの『獅子吼』や『ファンファーレ』や[とむらいの鐘]の『右翼』メリヒムの『虹天剣』のほうが、はるかに強力だったな。 ☆“王”と“徒”を、同じ次元で語らないでほしかったな。 ☆『棺の織手』ティスやノースエアや『儀装の駆り手』カムシンやゾフィー・サバリッシュやアレックスやドゥニや『理法の裁ち手』ヤマベやザムエル・デマンティウスや『極光の射手』カール・ベルワルドとキアラ・トスカナやピエトロ・モンテベルディやマティルダ・サントメールやドレル・クーベリックやボードやパウラ・クレツキー相手にも使用してほしかったな。 ☆アニメ第3期には未登場。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』には登場しなかった。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』にも登場しなかった。
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【種別】 台詞 【初出】 IV巻 【解説】 [仮装舞踏会]の『三柱臣』巫女ヘカテーが、言い寄ってくる将軍シュドナイを軽くあしらうときに使う言葉。 【コメント】 ☆アニメ版から使用されていた。 ☆台詞は他に「あなたたちに、天下無敵の幸運を」や「今ここにいる坂井君が、人間だってことを、私は知ってます。」や「因果の交差路でまた会おう」やうるさいうるさいうるさいや燃えも萌えもどっちもすきなんだ!がある。 ☆フレイムヘイズ『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルや初代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールが[とむらいの鐘]の『右翼』メリヒムや『左翼』イルヤンカに、[とむらいの鐘]の『九垓天秤』隠密頭チェルノボーグが宰相モレクやフワワやニヌルタやソカルやジャリやウルリクムミに、吉田一美と二代目『炎髪灼眼の討ち手』シャナが坂井悠二や『儀装の駆り手』カムシンに、藤田晴美や中村公子が池速人に、緒方真竹が田中栄太に、マージョリー・ドーが佐藤啓作やピエトロ・モンテベルディやアレックスに、フレイムヘイズ『輝爍の撒き手』レベッカ・リードがフリーダーやオルメスに、ティリエルがソラトや[仮装舞踏会]の捜索猟兵ウィネに、[とむらいの鐘]の『九垓天秤』隠密頭チェルノボーグが宰相モレクに、ハリエット・スミスが[革正団]のサラカエルやドゥーグやハリー・スミスやクロード・テイラーに、二代目『極光の射手』キアラ・トスカナが『鬼功の繰り手』サーレに、[宝石の一味]のイナンナが“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやビリー・ホーキンに、捜索猟兵レライエが巡回士オルゴンやリベザルやオロバスやパイモンやバルマや禁衛員フェコルーやプルソンとウアルや布告官ストラスとデカラビアや捜索猟兵オセやウィネやピルソインやハボリムや“紅世の王”ガープやファレグやバティンやブファルやエギュンに、大上準子が濱口幸雄やウコバクに、メアがサブラクやデデやシャフレワルや劉陽や相柳にも言ったら面白そうだったのにな。
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原作用語解説 ■ 索引-あ~か行 test sage age ■ 索引-さ~た行 ■ 索引-な~は行 ■ 索引-ま~わ行 ■ 索引-フレイムヘイズ 『炎髪灼眼の討ち手』シャナ 『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメール 『儀装の駆り手』カムシン 『極光の射手』カール・ベルワルド 『愁夢の吹き手』ドレル・クーベリック 『震威の結い手』ゾフィー・サバリッシュ 『弔詞の詠み手』マージョリー・ドー 『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメル ■ 索引-紅世の王 〝蹂躙の爪牙〟マルコシアス 〝虚の色森〟ハルファス 〝天壌の劫火〟アラストール 〝払の雷剣〟タケミカヅチ 〝不抜の尖嶺〟ベヘモット 〝夢幻の冠帯〟ティアマトー ■ 索引-紅世の徒 〝愛染自〟ソラト 〝愛染他〟ティリエル 〝愛染の兄弟〟 〝頂の座〟ヘカテー 〝壊刃〟サブラク 〝狩人〟フリアグネ 〝巌凱〟ウルリクムミ 〝逆理の裁者〟ベルペオル 〝凶界卵〟ジャリ 〝銀〟 〝甲鉄竜〟イルヤンカ 〝彩飄〟フィレス『約束の二人』 〝祭礼の蛇〟 〝〟 〝屍拾い〟ラミー 〝髄の楼閣〟ガヴィダ 〝千征令〟オルゴン 〝千変〟シュドナイ 〝〟 〝大擁炉〟モレク 〝探眈求究〟ダンタリオン 〝道司〟ガープ 〝纏玩〟ウコバク 〝焚塵の関〟ソカル 〝虹の翼〟メリヒム 〝〟 〝棺の織手〟アシズ 〝冥奥の環〟 〝闇の雫〟チェルノボーグ 〝螺旋の風琴〟リャナンシー 〝琉眼〟ウィネ 〝〟 〝〟 〝〟 〝〟 ■ 索引-自在法 『空軍』 『戒禁』 『カイナ』 『清めの炎』 『秘匿の聖室』 『虹天剣』 『五月蠅る風』 『人化』 『戦技無双』 『達意の言』 『騎士団』 『幕瘴壁』 『封絶』 『揺りかごの園』 『ラビリントス』 『両界の嗣子』 『レギオン』 ■ 索引-宝具 『アズュール』 『アタランテ』 『永遠の恋人』ヨーハン 『オルゴール』 『ゲーヒンノム』 『ジェタトゥーラ』 『神鉄如意』 『星黎殿』 『ダンスパーティー』 『天道宮』 『天目一個』 『トライゴン』 『トリガーハッピー』 『小夜啼鳥』 『贄殿遮那』 『バブルルート』 『玻璃壇』 『吸血鬼』 『タルタロス』 『都喰らい』 『夜会の櫃』 『リシャッフル』 『零時迷子』 『レギュラー・シャープ』 ■ 索引-組織 [とむらいの鐘] [仮装舞踏会]
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【種別】 “紅世の徒”、神、通称 【初出】 I巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“天壌の劫火”(てんじょうのごうか)。炎の色は紅蓮。 シャナと契約し、彼女にフレイムヘイズとしての力を与えている強大な“紅世の王”。意思を表出する神器は、銀の鎖で繋いだ黒い球を、交差する金のリングで結んだ意匠のペンダント型をした“コキュートス”。先代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールと契約していた時は、指輪型だった。 シャナにとっては、師にして友、父にして兄と言うべき存在である。 その実体は、特定の権能を司り“紅世”における世界の法則を体現する超常的存在『神』の一柱。“紅世”真正の魔神である。「神をも殺す神」とも呼ばれ、『創造神』“祭礼の蛇”を唯一討滅できる存在といわれる。神としての持てる権能は『審判』と『断罪』という『天罰神』。その本質と権能ゆえに、“徒”の中でも秩序と世界のバランスを守る事に対して極めて強い使命感を持つ。“祭礼の蛇”は「裁きたがり」と評していた。 他の二柱の神は神威召喚に際して眷属を生贄にするが、アラストールには作中に登場した神の中で唯一眷属がいないため、彼を呼ぶには天罰を下させる“徒”以外に生贄にする“徒”の準備もいる。アラストールの神威召喚は“徒”を生贄に捧げることで権能を発揮させるもので、この儀式を“天破壌砕”という。この世ではフレイムヘイズの身の内に収まっている都合上か、契約者『炎髪灼眼の討ち手』のみが使用可能である。 [とむらいの鐘]のウルリクムミには『天罰下す破壊神』とも称されていた。魔神の威名は「神をも殺す神」ゆえのものであった。 通常の彼は他の“王”となんら変わらないが、神として機能しているときは、他の“徒”を圧倒する力を振るう。しかし神威召喚無しの状態でも、近代で五指に入る強大な“王”であるフリアグネを一撃で討滅するほどの力をもつ。“祭礼の蛇”の発言からフレイムヘイズの死亡直後の一時的な顕現でも他の神をも討滅する力をもつと思われる。 シャナ以前にもフレイムヘイズとして人間と契約しており、数百年前の『大戦』で心を結び合わせた一人の女性マティルダ・サントメールを上記の秘法の使用で失っていた。 顕現した姿は、強大な四肢と強靱な肉体と見る物を畏怖させる角、夜空のごとく黒き皮膜の翼と本当の灼眼を持つ巨人の姿をとった、漆黒を奥に秘めた灼熱の紅蓮の焔。その威圧感は顕現前は散々彼を馬鹿にしていた強大な“王”であるフリアグネが恐怖で言葉を失うほどであった。 持ちたる力は『天罰神』の権能そのものである討ち滅ぼすための力と、炎。彼のフレイムヘイズである『炎髪灼眼の討ち手』も同じ力を持つが、この力に固有名はないため、各々が自分で名付けている。 遠雷の轟くような声で話す。重厚というに相応しい厳しく威厳に溢れた性格だが、割と世話好きな面を持ち、女性に対して押しが弱い、都合の悪い話には「むむむ」と唸ることしか出来ない、自分の世評が数百年の『天道宮』での引き篭もりの間に大幅に凋落していたことを知って落ち込むなど脆い面も多く、さらに話がシャナの恋愛や『女の子』としての面に及ぶと、途端に保護者意識むき出しの親バカになる。 シャナをフレイムヘイズとしてのみ育てすぎたため、女性としての常識を教えそこねており、その点をゾフィー・サバリッシュとタケミカヅチに非難されていた。 坂井悠二に対しては、シャナの保護者としての面や本来の性格から全く甘やかさずに厳しく接していた。しかし実のところは数々の戦いを経て、シャナが悠二を信頼しているのと同じくらい悠二を信頼していた。が、悠二本人にはそのようなことは一切表に出さずに、やはり厳しく接していた。 坂井千草には自分が及ばぬ女心や恋愛面、保護者としての経験と認識の深さから、敬意を持って接していた。 世界のバランスを乱す“徒”たちからは、本来同胞のために振るわれる『天罰神』の力を(彼らからしてみれば)身勝手な理屈で同胞を討ち滅ぼすために使う様から『天罰狂い』と嫌悪されている一方、世界のバランスを憂え、世界のために同胞を討つ事も止む無しと考える“徒”たちや中立の“徒”たちは彼を戦友や友人としている者も多くいる。 しかし、マティルダの戦死以降、次代の育成のため数百年に渡り『天道宮』に篭っていたため、現代では外界宿はおろか討ち手にすら彼を良く知らないものが多く、『天罰下す破壊神』の威名が完全に零落してしまっていた(当人的には予想外の事態だったらしく、大ショックを受けてしばらく沈んでいた)。 一月初頭、“祭礼の蛇”と合一した坂井悠二によって、シャナと共に『星黎殿』に連れ去られ、彼に一度だけ与えられた情報収集のチャンスを活かして、“コキュートス”を“祭礼の蛇”坂井悠二の胸に移して[仮装舞踏会]の目的を探っていた。その結果、“祭礼の蛇”の狙いにある程度気づいたようだ。 “祭礼の蛇”坂井悠二の推測によれば、現在の契約者シャナを殺害すれば、アラストールは即座に“紅世”に戻り、どんな程度の低い相手であろうと再契約して、最悪の機に現われて『天破壌砕』を使わせて『創造神』たる自分の討滅を図り、それが失敗すれば更に何度でも成功するまで同じことを繰り返すだろうと予測していた(アラストール自身、そうすると考えている)。 そのため、シャナはアラストールの動きを封じるためもあって、『星黎殿』で飼い殺し的に幽閉されていた。 『大命』第二段階実行のため『久遠の陥穽』に向かった“祭礼の蛇”坂井悠二らを監視・情報収集するために、共に両界の狭間へ赴いた。 そして『詣道』の最奥部である『祭殿』にて“祭礼の蛇”本体の覚醒・復活を見届けた後にシャナの元へと帰還し、シャナに情報を伝えた。そして、シャナが『詣道』を遡って来る坂井悠二たちに追いついた後の交戦の中でシャナが自身の思いを告白した時には、一人だけ密かにため息を吐いた。そして“祭礼の蛇”坂井悠二が天罰神の力を脅しの道具に使ったことに対して問いかけられた時には、シャナと契約した時の誓いの言葉を口にし、シャナの決意を見届ける覚悟を告げた。そしてヴィルヘルミナたちと合流した後に、最古のフレイムヘイズたちの成れの果てたる色付く影の助けによって、“祭礼の蛇”本体たちより一足早く『神門』を抜けてこの世に帰還した。 この世に帰還し、“祭礼の蛇”坂井悠二の二度の宣布によってフレイムヘイズ兵団が崩壊した後、センターヒルから世界の歪みの真の原因を聞き、誰もが沈黙する中で真っ先にシャナに戦意を問うた。 そしてニューヨークから御崎市に向かう特別便の飛行機の中でシャナたちに、今回の戦いは天罰神という高みではなく一人の戦士として今作戦が最良と「信ずる」と表明した。 そして、御崎市決戦の最中にシャナが『コルデー』に仕込んだ改変の自在式を『大命詩篇』の繭に撃ち込んだ後に、シャナと共に天罰神としての裁断を告げた。そして、午前零時になり創造神“祭礼の蛇”の神威召喚“祭基礼創”が発動すると同時に天山山脈で発動した導きの神“覚の嘯吟”シャヘルの神意召還“嘯飛吟声”によって、『約束の二人』による『両界の嗣子』の誕生を告げられた時には、驚きを隠せなかった。そして新世界『無何有鏡』が創造された後に、シャナと悠二の最後の激突の最中、シャナが悠二への思いを再び告白した時には忍び笑いを漏らした。そして、和解したシャナと悠二と共に新世界へ旅立った。 新世界へ渡り来てから一年後の春、悠二と別行動をとってシャナと共に『天道宮』を訪れて、ヴィルヘルミナたちと近況について語り合った。そして、日本のとある古びた陸上競技場でシャナと悠二が[マカベアの兄弟]の“王子”であるダーインとカルンを討滅した後、シャナが『真紅』で天罰神たる自身の擬似神体を顕現した直後に天罰神としての『神託』を告げた。そして作戦終了後に、悠二から変更した作戦に対する感想を聞かれて、シャナと共に率直な感想を告げて、作戦を変更した理由を聞いた後で悠二を励ました。 新世界へ渡り来てから二年後、[轍]の策謀を阻止したシャナと悠二に対して、伴添高校に編入している間のシャナが「坂井シャナ」と名乗っていたことに文句を言っている。 【由来・元ネタ】 名前の元ネタは、地獄の刑罰執行長官アラストール(Alastor)。語源はギリシア語で「復讐者」を意味する言葉であり、ゼウスがこの名で呼ばれることもあった。 真名の“天壌の劫火”は「全てを焼き尽くす」という意味になる。「天壌」は天と地、つまり世界。「劫火」は仏教における終末の段階である壊劫において世界を滅ぼす大火という意味である。 英語版だと何故か"Flame of Heavens"(天国の炎)と訳される。ヨハネ黙示録にある最後の審判において天と地と海にある全てのもののために火が放たれるようなイメージからの訳だろうかと思われる。真名は「天上の神が世界を滅ぼすために放つ猛火」という意味だと思われる。 【コメント】 ☆アニメ版から登場していた。 ☆一言で言うと「堅苦しいお父さん」であった。 ☆ヴォーダンやケツアルコアトルやトラロックの方が、“紅世”の神らしく思えるな。 ☆『大命詩篇』を破壊したことを考えると、この魔神に自在法は通用しないということなんだろうか。 ☆[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[革正団]のサラカエルやドゥーグやハリエット・スミスや[狂気の城]やアナベルグや[百鬼夜行]のセムルヴやハリー・スミスやエリューやコーエンとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆外伝『アンフィシアター』では、シャナが「坂井シャナ」と名乗ったことに文句を言っていた。 ☆番外編『しんでれらのしゃな』では、王様として登場している。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、8話のかちかち山でマティルダお婆さんの夫のアラストールお爺さんとして登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、マティルダの指輪に宿る妖精として登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』でも、シャナ・ダルタニャンと共に登場している。
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【種別】 神器 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 フレイムヘイズ『理法の裁ち手』ヤマベの神器で、“祛邪の刻屈”オオヤマクイの意思を表出させていた。形状は独鈷杵(どっこしょ)型。読みは「しんくい」。 中世の『大戦』終結から1930年代までの間に、ヤマベが宿敵であったオオナムチに敗れて戦死した際に、共に消失したと思われる。 【由来・元ネタ】 仏教における「業(ごう)」 身業・・・身体で行うもの。立ち居振る舞い。 口業・・・ことばを発すること 意業・・・心でものごとを感じたり、考えたりすること をまとめて身口意の三業という。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で名称が判明した。 ☆ユーリイ・フヴォイカの“ゴベルラ”やクロード・テイラーの『ソアラー』や『輝爍の撒き手』レベッカ・リードの“クルワッハ”や『儀装の駆り手』カムシンの“サービア”くらい、持ち運びが楽だっただろうな。 ☆シャナとマティルダ・サントメールの“コキュートス”や『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの“グリモア”や『儀装の駆り手』カムシンの“サービア”や『輝爍の撒き手』レベッカ・リードの“クルワッハ”やジョージの“フラガラック”やアーヴィングの“ルテニアン”やファーディの“ディスグレイス”やドレル・クーベリックの“ブンシェルルーテ”やパウラ・クレツキーの“ロカトール”やボードの“フォッセ”やフリーダーの“アンブロシア”やデデの“アルシアー”やピエトロ・モンテベルディの“ゴローザ”やゾフィー・サバリッシュの“ドンナー”やアレックスの“コルタナ”やドゥニの“リュパン”やグリンカの“プーハチ”やザムエル・デマンティウスの“ターボル”よりかは格好良かったかもな。 ☆日本語で表記された神器は、他に『棺の織手』ティスの“無銘の金環”と虞軒の『昆吾』と季重の『建木』と笵勲の『丹陽』や劉陽の『羽淵』やミカロユス・キュイの“見えざる手”があった。
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【種別】 人間 【初出】 I巻 【解説】 坂井悠二達と同じ、御崎高校一年二組のクラスメイト。“紅世”とは無関係の一般人。 化粧に凝ったりと普通の高校生。漫画版と原作でビジュアルが違っていた。 I巻での“燐子”マリアンヌ来襲時に、悠二が教室から運び出した生徒は彼女であった。その時の悠二の言葉は「重いな」だった。 XI巻では、高校のシャワー室で吉田一美とシャナの胸を後ろから掴むなどのセクハラを行った。また、シャナにいい加減な知識を吹き込んだりもしていた。 XVI巻にて、吉田一美と池速人を見て気まずい空気が漂っているのを思春期の女子ゆえに気付くが、何があったか聞き出そうとするなど、無神経な性格が窺える。なおこの時は、藤田晴美に口を塞がれて止められた。 最終巻では、御崎市の復元を行うことによって御崎市の人々に響いた坂井悠二の声を聞いた。 シャナたちが新世界『無何有鏡』へ旅立ってから二ヵ月後の四月下旬、二年生に進級して生徒会書記になった藤田晴美のプリント整理を、お茶菓子目当てで文句を言いながら手伝う傍ら、『御崎市集団幻覚事件』のことを話し合った。 【元ネタ・由来】 元ネタは、民社党参議院議員・衆議院議員、中村正雄。 【コメント】 ☆アニメ版とアニメ第2期の間のOVAから登場していた。 ☆そういえば、大上準子の友達三人娘と性格が似ていたな。 ☆最終章の後編で坂井悠二の声を聞いた。 ☆二代目『極光の射手』キアラ・トスカナと契約している“紅世の王”であるウートレンニャヤ&ヴェチェールニャヤと話があったかもしれないな。 ☆ビリー・ホーキンや濱口幸雄やエリューやコーエンやアナベルグやウコバクやカシャとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆アニメ第3期ではほぼ原作通りだったが、三学期初日に彼女の口を塞いだのは緒方真竹の土産のまんじゅうだった。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、鼠の一匹として登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、オガタの小間使いとして登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、幕間1でマティルダ・サントメールに現代のお菓子について聞かれていた。
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【作品名】ウゴウゴルーガ 【ジャンル】アニメ 【名前】兄貴ぃ 【属性】人間? 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】体当たりで戦闘用の宇宙船を破壊できる 【防御力】宇宙船の爆発に巻き込まれても無傷 【素早さ】一瞬で地上から大気圏外に飛び出すことが可能 反応は大気圏外から地上までの距離でレーザーに対処出来る程度 【特殊能力】宇宙空間で生存可能 【長所】誰にも優しく愛に生きる人 【短所】コミュニケーション能力 【戦法】 開始と同時に体当たりw 参考資料 ttp //jp.youtube.com/watch?v=fhh0N5Ue_YU ttp //jp.youtube.com/watch?v=1caQe5uSxUM feature=related vol.124 20 格無しさん 2019/02/26(火) 09 31 50.17 兄貴ぃ レーザーと明言されてないのにレーザー回避になってる要修正 385 : ◆s3o1N1ejIU :2009/04/12(日) 14 50 16 ページ名ウゴウゴルーガになってるけど兄貴ぃ考察 大気圏って言葉については80km(成層圏界面?)から800km(熱圏の端かな?)ぐらいまで色々あって微妙みたい それぞれ反応は最長、移動は最短で出す 反応 (800 km) /光速度 = 2.66851276 ミリ秒 1 /音速 = 1.10123886 1mからの音速の1.10123886倍反応 移動 (80 km) / (0.5秒) = 160 000 m / s 2 /音速 = 470.187193 音速の約470倍 参考見ただけじゃ俺には本当にレーザーなのか分からんけど、 まあ考察できないテンプレじゃないしいいや 宇宙船の大きさはまあ10mぐらいってとこかな? ×マティルダ・サントメール>与謝野緋奈>コルム 近距離拳銃より上、光速、光速(手)だし先手を取られるかな 騎士爆発、スター・センテンス、別次元への追放で負け ○タカ 体当たり勝ち △キカイダー=主人公(ザ・スーパー忍)>東郷重位 倒されない当てれない分け ○ドリアン・ホークムーン>庚 造一 with重二輪 体当たり勝ち コルム>兄貴ぃ>タカ=キカイダー=主人公(ザ・スーパー忍)
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【種別】 宝具 【初出】 0巻(外伝『オーバーチュア』) 【解説】 “纏玩”ウコバクが所持していた金属の輪型の宝具。 “存在の力”を送り込まれた状態で息を吹きかけられると、その量と強さに見合った大きさ・量のシャボン玉状の捕縛の結界を作り出し、それに触れた者をその中に閉じ込める能力を持つ。 このシャボン玉の中に閉じ込められた者は、玉の大きさに縮められ、さらに身動きと思考ができなくなる。内部で停止した者が飢えて死ぬことはないが、閉じ込められた対象が人間だった場合、時間経過で老いていく。 ウコバクの言葉からすると、フレイムヘイズもシャボン玉に捕らわれると停止するようだ。 外伝『オーバーチュア』で、ウコバクがシャナに討滅された際には破壊されなかったが、その後どうなったかは不明。 【由来・元ネタ】 元ネタはギリシア神話に登場するアルカディア王の娘アタランテ(Atalante)だと思われる。父王(アルカディア)は息子を欲していたために生れ落ちてすぐ山に捨てられたが、雌熊によって乳を与えられて保護され、成長した。 求婚してくる相手に競争を迫り、自分に負けた者は殺していたが、ある求婚者が黄金のリンゴで彼女の気を引いて勝利することができたという。 【コメント】 ☆捕獲に関する宝具は、他に“螺旋の風琴”リャナンシーが幽閉されていた『小夜啼鳥』があった。 ☆『コルデー』のように、シャナが『夜笠』の中に放り込み、そのまま忘れ去られているかもしれないな。 ☆[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナやニティカが盗みそうもないな。 ☆『棺の織手』ティスやノースエアや『儀装の駆り手』カムシンやマティルダ・サントメールやヴィルヘルミナ・カルメル相手にも使用してほしかったな。 ☆アニメ第2期とアニメ第3期の間のOVA『S』シリーズ第4巻では、対象を写真状にしてシャボン玉に閉じ込めていた。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で行方が判明するのかと思われたが、結局は最後まで明かされなかった。
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【種別】 神器 【初出】 XVIII巻 【解説】 “鬼道の魁主”ヴォーダンの意思を表出させる、フレイムヘイズ『昏鴉の御し手』ヒルデガルドの神器。 形状は真っ赤な宝石をあしらったブローチ型で、ヒルデガルドの左胸に着けられている。 【元ネタ・由来】 北欧神話の主神オーディン(ドイツ語でヴォーダン)とその妻フリッグだけが座ることのできる、全世界を見渡せる高座フリズスキャルヴ(Hlidskjalf)。 【コメント】 ☆元ネタ的には、シャナが神器“コキュートス”に込めた思いを、神話から抽出したようなものである。ヒルダもシャナと同じような理由で神器を選んだのだろうか? ☆ヒルダの自在法『瞑目の夜景』とも関係しているのかな。 ☆↑フレイムヘイズの神器は違う形状でも、名前が同じことがある(『極光の射手』など)。ヒルダに所縁のある形がブローチであり、それの名前が代々“フリズスキャルヴ”だっただけかもしれない。ヴォーダン自身相当古い時代からの“王”だろうから。シャナの場合は込めた想いの結果ネックレス状になったが、名前は先代と一緒である。 ☆そう考えると、神器の名前と形状のイメージが似通うフレイムヘイズは重ねた代やフレイムヘイズとしての能力幅が少ないともいえるのではないだろうか(例、『弔詞の詠み手』・『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルなどが少ないかな)。 ☆幾代も重ねている『魑勢の牽き手』ユーリイ・フヴォイカの神器“ゴベルラ”の名称は、ウクライナの山であるらしい。ウァラクはソロモン書の悪魔であり、ユーリイがウクライナ移民であることから、この神器名はユーリイ側に由来すると思われる。やはり、神器名を変更する事はあるということではないだろうか。 ☆↑ザムエルの“ターボル”も契約者側に因んだ名前だったし、その可能性は大いにあるな。 ☆シャナとマティルダ・サントメールの“コキュートス”や『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの“グリモア”や『儀装の駆り手』カムシンの“サービア”や『輝爍の撒き手』レベッカ・リードの“クルワッハ”やドレル・クーベリックの“ブンシェルルーテ”やボードの“フォッセ”やパウラ・クレツキーの“ロカトール”やジョージの“フラガラック”やアーヴィングの“ルテニアン”やファーディの“ディスグレイス”やアルマの“フォルテー”やグリンカの“プーハチ”やデデの“アルシアー”やピエトロ・モンテベルディの“ゴローザ”より格好良かったかな。 ☆アニメ第3期で登場した。